「やりたい仕事がわからない」主婦へ。高卒からでもできる自己分析5ステップ

やりたい仕事がわからない主婦へ、高卒・子育て中からでもできる自己分析5ステップ 自分を知る(MBTI)

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「このままパートを続けていいのかな」
「でも、やりたい仕事なんて思いつかない」

子育てをしながら働いていると、自分のことはどうしても後回しになりがちです。

学歴やスキルに自信がなくても、自分に合う働き方は見つけられます。その入り口になるのが自己分析です。

この記事では、子育て中の高卒女性に向けて、家でスキマ時間にできる自己分析を5つのステップで紹介します。転職だけでなく、在宅ワークや副業、今のパートの働き方を見直すときにも使えるやり方です。

マロン
マロン

自己分析って、就活生がやるものじゃないの?

FUKU
FUKU

私も最初はそう思ってたよ。でも子育て中こそ、自分の条件を整理しておくと仕事選びで迷いにくくなるんだ。

この記事でわかること

  • 子育て中の自己分析で、最初に考えるべきこと
  • ノートと無料ツールでできる自己分析の5ステップ
  • 自己分析の結果を、在宅・パート・正社員などの働き方に当てはめる方法
  1. 子育て中の自己分析は「どう暮らしたいか」から始める
    1. 「何がしたいか」がわからなくても大丈夫
    2. 学歴やスキルより先に、暮らしの条件を整理する
  2. ステップ1:暮らしの条件を書き出す
    1. 1日のうち働ける時間を書き出す
    2. 子どもが熱を出したときにどうするか決めておく
    3. 収入の目安と、扶養内か扶養外かを考える
    4. 条件に優先順位をつける
  3. ステップ2:経験と「好き」をノートに書き出す
    1. 小さいころからの経験と、そのときの気持ちを書く
    2. 家事・育児・PTA・パートの経験も強みになる
    3. 「ほめられたこと」と「苦にならないこと」を探す
  4. ステップ3:無料の診断ツールで客観的に見る
    1. job tag(厚生労働省・無料)
    2. ミイダスのコンピテンシー診断(無料)
    3. 16タイプ性格診断は「きっかけ」として使う
  5. ステップ4:身近な人に聞いてみる
    1. 家族・友だち・パート先の人に聞く
    2. 聞いた言葉をそのまま受け取るコツ
  6. ステップ5:迷ったら相談する(無料→有料の順で)
    1. 無料で相談できる場所
    2. 有料の相談を使うなら
      1. coachee(コーチー):1回から気軽に相談したい人に
      2. LadyCarry(ラディキャリ):女性ならではの悩みを相談したい人に
  7. 自己分析のあとは、働き方の選択肢に当てはめる
    1. 子どもが小さいうちは
    2. 手が離れてきたら
    3. いきなり決めずに「小さく試す」
  8. まとめ:今夜ノートに1行書くことから始めよう

子育て中の自己分析は「どう暮らしたいか」から始める

仕事に合わせる人生と人生に合わせる仕事の比較。急な休みへの対応と働く時間の選びやすさが違う

自己分析を始める前に、まず考え方の順番を整えておきましょう。子育て中は、「やりたいこと」より先に「どんな毎日を送りたいか」を考えるほうが、自分に合う働き方にたどり着きやすくなります。ここでは、その理由をお伝えします。

「何がしたいか」がわからなくても大丈夫

自己分析というと「やりたいこと」や「夢」を探すイメージがあるかもしれません。でも、いきなり「何がしたい?」と聞かれても、答えられる人は多くありません。

毎日家事と育児とパートで手いっぱいなら、なおさらです。やりたいことが浮かばないのは、あなたに何もないからではなく、考える時間がなかっただけです。

学歴やスキルより先に、暮らしの条件を整理する

子育て中の仕事選びでは、「何をするか」と同じくらい「どう働くか」が大切です。

たとえば、子どもが熱を出したときに休めない職場だと、どんなに仕事内容が好きでも続けるのは大変です。反対に、時間や休みの条件が合っていれば、少しずつ「好き」や「得意」を広げていけます。

このブログが大切にしているのは、「仕事に合わせる人生から、人生に合わせる仕事へ」という考え方です。だからこの記事の自己分析も、まず暮らしの条件から始めます。

自己分析の5ステップ

  1. 暮らしの条件を書き出す
  2. 経験と「好き」をノートに書き出す
  3. 無料の診断ツールで客観的に見る
  4. 身近な人に聞いてみる
  5. 迷ったら相談する

全部を一気にやる必要はありません。子どもが寝たあとの15分で、1ステップずつ進めれば十分です。

ステップ1:暮らしの条件を書き出す

ステップ1の要点。働ける時間、急な休みの備え、必要な収入を書き出す

最初に、ノートを1冊用意してください。スマホのメモでもかまいません。ここでは「仕事に求める条件」をはっきりさせます。

1日のうち働ける時間を書き出す

平日の1日の流れを、朝起きてから寝るまで書き出してみましょう。送り迎え、家事、子どもの習い事などを入れていくと、「本当に働ける時間」が見えてきます。

  • 子どもが小さいうちは:登園から降園までの数時間や、寝かしつけ後の時間が中心になりやすいです。外で働くなら短時間、家でできる仕事なら夜のスキマ時間も選択肢になります。
  • 手が離れてきたら:小学校の高学年や中学生になると、日中にまとまった時間をとりやすくなります。フルタイムや正社員も視野に入ってきます。

子どもが熱を出したときにどうするか決めておく

子育て中の仕事で一番の悩みは、急な休みではないでしょうか。次の質問に答えてみてください。

  • 子どもが熱を出したら、誰が迎えに行ける?
  • 家族や親に頼れる日は、月に何日くらい?
  • 住んでいる地域に病児保育はある?
  • 「休んでも周りがカバーしてくれる職場」と「家でできる仕事」、どちらが安心?

答えによって、向いている働き方が変わります。頼れる人が少ないなら、シフトの融通がききやすい職場や在宅でできる仕事を優先すると、焦りが減ります。

収入の目安と、扶養内か扶養外かを考える

「月にあといくらあれば安心か」を書き出しましょう。数字がはっきりすると、選ぶ働き方も決まりやすくなります。

あわせて、扶養の範囲で働くか、扶養を外れて働くかも考えておきましょう。扶養や「年収の壁」の基準は、ここ数年で見直しが続いています。古い情報で判断しないよう、国税庁や日本年金機構のサイト、配偶者の勤務先などで最新の基準を確認してください。

条件に優先順位をつける

最後に、仕事に求める条件をリストにして、順位をつけます。

項目書き方の例
時間9時〜14時のあいだで働きたい
休みやすさ子どもの急な発熱で休める
収入月にあと3万円ほしい
場所家から20分以内、または在宅
人間関係少人数より、いろいろな人と話せる職場がいい
好きなこと人と話すこと・コツコツ作業すること

全部を満たす仕事は、なかなかありません。だからこそ「これだけはゆずれない」という上位3つを決めておくと、求人を見たときに迷わなくなります。

FUKU
FUKU

私も書き出してみたら、「子どもの熱で休めること」が一番だって気づいたよ。そこがはっきりすると、選ぶ仕事が自然としぼれてくるんだ。

ステップ2:経験と「好き」をノートに書き出す

ステップ2の流れ。経験を書き出し、気持ちを添えて、共通点を探す

条件が決まったら、次は「自分はどんな人か」を書き出します。ここで見つけた強みや好きなことが、仕事選びのヒントになります。

小さいころからの経験と、そのときの気持ちを書く

子どものころから今までの出来事を、思い出せる順に書いていきます。ポイントは、出来事だけでなく、そのときの気持ちもいっしょに書くことです。

  • 小学生のころ、絵を描くのが好きで、自由帳がすぐに終わった。ほめられると、もっと描きたくなった
  • 高校のアルバイトで、お客さんに「ありがとう」と言われるのがうれしかった
  • 前の職場で、同じ作業を正確に続けるのは苦にならなかった

「うれしかった」「楽しかった」「くやしかった」と気持ちが動いた場面には、あなたの価値観や向いていることが表れています。

家事・育児・PTA・パートの経験も強みになる

「仕事のブランクがあるから、書くことがない」と思うかもしれません。でも、家事や育児の中でも、仕事に生きる力はたくさん使っています。

主婦・主夫の働き方を調べているしゅふJOB総研も、ブランク期間に身につけた力を見つけるための自己分析ツールを発表しています。

経験仕事に生きる力の例
献立と買い物の計画段取り力・予算管理
子どもの予定の管理スケジュール管理
PTAや子ども会の係調整力・連絡のやりとり
パートでの接客やレジコミュニケーション力・正確さ

「ほめられたこと」と「苦にならないこと」を探す

書き出した経験を読み返して、次の2つに印をつけてみましょう。

  • 人によくほめられること:「字がきれい」「話しやすい」「手際がいい」など
  • 時間を忘れてできること:人が面倒がるのに、自分は苦にならない作業

この2つが重なるところに、あなたが無理なく続けられる仕事のヒントがあります。

マロン
マロン

FUKUちゃんは、書き出してみて何か見つかった?

FUKU
FUKU

文章を書くのが苦にならないことに気づいたよ。それが今の在宅ライターの仕事につながったんだ。

ステップ3:無料の診断ツールで客観的に見る

無料ツールの比較。job tagは登録なしで興味や価値観がわかり、ミイダスは会員登録で強みやストレス要因がわかる

自分で書き出すだけだと、どうしても思い込みが入ります。無料の診断ツールを使って、別の角度から自分を見てみましょう。

job tag(厚生労働省・無料)

job tag(ジョブタグ)は、厚生労働省が運営する職業情報サイトです。職業興味検査や仕事価値観検査など、自己分析に使えるツールを無料で利用できます。

就業経験のない人や、再就職先を探している人も使えるように作られているので、ブランクがあっても安心です。診断のあとに、向いていそうな職業の仕事内容や必要なスキルまで調べられるのも便利なところです。

ミイダスのコンピテンシー診断(無料)

転職サービス「ミイダス」では、コンピテンシー診断を無料で受けられます。仕事での強みや、ストレスを感じやすい場面、向いている職種などがわかります。

  • 向いている人:自分の強みを言葉にするのが苦手な人、これから転職も考えたい人
  • 注意点:会員登録が必要で、登録すると企業からスカウトが届きます。まだ転職を決めていない段階なら、診断結果だけ参考にする使い方でも大丈夫です

16タイプ性格診断は「きっかけ」として使う

ネットで無料で受けられる16タイプの性格診断も、自分を知るきっかけになります。ただし、これは正式な「MBTI®」とは別のものです。

正式なMBTIは、有資格者のもとで受ける検査です。日本では日本MBTI協会が実施しており、誰でも無料で受けられるものではありません。日本MBTI協会も、無料の16タイプ診断はMBTIとは似て非なるものだという趣旨の声明を出しています。

無料の診断は、「当たっている」「当たっていない」で終わらせず、ステップ1・2で書いたことと見くらべる材料にしましょう。当サイトでは、タイプ別に向いている仕事も紹介しています。

16タイプ別のおすすめの仕事を見る(STEP1 自分を知る)

job tagミイダス16タイプ診断
費用無料無料無料
登録不要必要サイトによる
わかること興味・価値観・向いている職業強み・ストレス要因・適職性格の傾向
向いている人まず気軽に試したい人強みを言葉にしたい人楽しみながら考えたい人

ステップ4:身近な人に聞いてみる

ステップ4の要点。家族、友だち、パート先の人に自分のいいところを聞く

自分では当たり前だと思っていることが、人から見ると長所だった、ということはよくあります。身近な人に、あなたのいいところを聞いてみましょう。

家族・友だち・パート先の人に聞く

改まって聞くのが恥ずかしければ、雑談のついでで大丈夫です。

  • 「私って、どんなことが得意そうに見える?」
  • 「私に頼みたくなるのって、どんなこと?」
  • 「私が楽しそうにしているのは、どんなとき?」

夫や親、ママ友、パート先の同僚など、関係の違う人に聞くと、いろいろな面が見えてきます。

聞いた言葉をそのまま受け取るコツ

人の意見を聞くときは、「そんなことないよ」と否定したり、言い訳したりしないのがコツです。まずは聞いた言葉をそのままノートにメモしましょう。

気になる意見があっても、すぐに結論を出さなくて大丈夫です。あとでステップ1〜3の内容と見くらべて、共通点を探してみてください。聞かせてくれた人には、お礼を伝えるのも忘れずに。

ステップ5:迷ったら相談する(無料→有料の順で)

相談先の比較。まずはマザーズハローワークや自治体の無料窓口、次に有料の相談を使う

ここまで一人で進めてみて、「やっぱりよくわからない」と感じたら、人に相談してみましょう。まずは無料の窓口から、それでも足りなければ有料の相談を考える順番がおすすめです。

無料で相談できる場所

  • マザーズハローワーク・マザーズコーナー:子育てしながら働きたい人向けの、ハローワークの窓口です。子ども連れで相談しやすいよう配慮された窓口もあります。くわしくはマザーハローワークのメリットデメリットって?子連れでもOK?で紹介しています。
  • 自治体の女性向け就業支援:都道府県や市区町村が、女性の再就職や働き方の相談窓口を設けていることがあります。名前は地域によって違うので、「お住まいの地域名+女性 就職支援」で調べてみてください。

どちらも無料なので、「まだ働くか決めていない」という段階でも気軽に使えます。

有料の相談を使うなら

有料のキャリア相談は、時間をかけて一緒に考えてもらえるのが強みです。ただし、数十万円かかるサービスもあるので、家計と相談しながら選びましょう。ここでは、子育て中でも始めやすい2つを紹介します。

coachee(コーチー):1回から気軽に相談したい人に

coacheeは、キャリアの悩みを相談できるサービスです。料金はコーチごとに決まっていて、1,000円から相談できるプランもあります。相談相手を自分で選べるので、「子育て中の働き方にくわしい人」を探して相談できます。

  • 向いている人:まず1回だけ話を聞いてみたい人、費用をおさえたい人
  • 向かない人:数か月かけてじっくり伴走してほしい人
  • 注意点:コーチによって経歴や相談の質に差があります。プロフィールや口コミを見てから選びましょう

LadyCarry(ラディキャリ):女性ならではの悩みを相談したい人に

LadyCarryは、女性向けのキャリアコーチングサービスです。コーチは全員女性で、結婚・出産・育児と仕事の両立も含めて相談できます。転職を前提にせず、自己分析から「自分に合う働き方」を考えるスタイルです。

最初の一歩は、無料のオンラインセミナーです。カメラやマイクをオフにしたまま参加できるので、家にいながら気軽に話を聞けます。

  • 向いている人:子育てと仕事の両立を、同じ女性に相談したい人
  • 向かない人:費用をかけずに済ませたい人
  • 注意点:有料プランの料金は公式サイトに載っておらず、セミナーや面談で案内されます。契約後8日以内ならクーリングオフで全額返金できます

有料の相談を申し込む前に

  • 無料面談のその場で契約を決めない(家族と相談してからでOK)
  • 総額でいくらかかるか、分割にすると総額が増えないかを確認する
  • 返金やクーリングオフの条件を確認する

自己分析のあとは、働き方の選択肢に当てはめる

自己分析のあとの流れ。自分を知り、選択肢をしぼり、小さく試す

自己分析で見えてきた条件や強みを、実際の働き方に当てはめていきましょう。正解は1つではありません。今の暮らしに合うものを選べば大丈夫です。

子どもが小さいうちは

時間の自由がききやすい働き方を中心に考えると、急な休みにも慌てずにすみます。

  • 短時間のパート:シフトの融通がきく職場なら、子どもの体調に合わせやすいです
  • 在宅ワーク:通勤がなく、子どもが熱を出しても家で様子を見ながら働けます
  • 副業:今のパートを続けながら、好きなことを少しずつ仕事にしていけます

在宅や時短の求人を探すなら、主婦・ママ向けの求人サイト「ママワークス」が使いやすいです。会員登録は無料で、在宅ワークや時短勤務の求人が多く載っています。ただし、パートや業務委託の求人が中心なので、正社員を探している人には物足りないかもしれません。

空いてる時間でしっかり稼げる
在宅・時短のお仕事はママワークス

在宅でできる仕事の例は、こちらの記事でも紹介しています。

手が離れてきたら

子どもが大きくなって時間に余裕ができたら、資格をとったり、正社員を目指したりする選択肢も広がります。

「40代から始めても間に合うのかな」と不安になる人もいるかもしれません。でも、自己分析で自分の強みと条件がはっきりしていれば、何歳からでも自分に合う仕事は選べます。

いきなり決めずに「小さく試す」

自己分析で気になる仕事が見つかっても、いきなり今のパートを辞める必要はありません。無料の講座を受けてみる、在宅の仕事を1件だけ受けてみるなど、小さく試してから決めれば失敗も少なくなります。

マロン
マロン

いきなり全部変えなくていいなら、僕にもできそう!

まとめ:今夜ノートに1行書くことから始めよう

自己分析は暮らしの条件から。条件を書き出す、好きを見つける、小さく試すの3つ

子育て中の自己分析は、「何がしたいか」より先に「どう暮らしたいか」を考えるのがコツです。

自己分析の5ステップ

  1. 暮らしの条件(時間・急な休み・収入)を書き出す
  2. 経験と「好き」をノートに書き出す
  3. job tagやミイダスなどの無料ツールで客観的に見る
  4. 家族や友だちに、自分のいいところを聞く
  5. 迷ったら、無料の窓口から相談する

学歴やスキルに自信がなくても、あなたが毎日の家事や育児、パートで積み重ねてきたことは、ちゃんと強みになっています。

まずは今夜、子どもが寝たあとにノートを開いて、平日の1日の流れを書き出してみてください。その1行が、仕事に合わせる人生から、人生に合わせる仕事へ変わる最初の一歩になります。

FUKU
FUKU

自分のことを知ると、仕事選びがぐっとラクになるよ。あせらず、できるところから始めてみてね。

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