高卒女性の転職にITパスポートが有利って本当？職種や勉強方法解説

「高卒女性が転職するのにおすすめの資格って？」「IT業界に興味があるけれど何の資格も持っていないしな」と思っている高卒女性の方いませんか？

「転職をするために資格取得がしたい高卒女性を応援しているマハロン（当サイト）」では、高卒だからこそ持っておくのにおすすめな「ITパスポート」について紹介。

ITパスポートはIT業界の基礎知識がある証明です。合格率が50％以上と高いため、決して高いハードルではありません。あなたもITパスポートを取得して、転職活動を有利に進めましょう。

高卒女性でも取りやすいITパスポートとは？

ITパスポートは、情報処理技術者試験の1つ国家資格です。IT業界の基礎知識があることを証明してくれます。高卒の女性でも取りやすいITパスポートは、比較的入門レベルであり、IT業界への第一歩を踏み出せるでしょう。

IT業界の基礎知識が身につく

ITパスポートを取得する利点は、IT業界の基礎知識が身につくこと。コンピューターシステムやネットワークに関する基本が理解できるため、就職したときに「あれ？これなんだったけ？」ということが無くなります。

ちなみに筆者は、商業高校に在籍していたときに取得しました。クラスの合格率は40％くらいでしたよ。ちなみに近年の合格率は以下のとおりです。

ITパスポートの参考書を開くと、まずは「ハードウエア」や「ソフトウエア」など聞いたことはあるけれど説明はできない単語が出てきます。基礎から学んで実践や応用をしていきましょう。

試験の概要

受験日	月に複数回
受験会場	全国の各会場
受験料	7,500円
試験時間	120分

ITパスポートは各試験会場で、コンピューターを利用して試験を受けます。問題は各回で違い、パソコンに表示された問題を選択式で解いていきます。

国家資格を取るときは、試験が年間1~2回しかない場合が多いです。一方でITパスポートは、月に複数回実施されるのがうれしいポイント。

試験の問題は3分野あり、ストラテジ系32問前後・マネジメント系18問前後・テクノロジ系42問程度を解きます。

合格基準は総合得点が600点以上かつ、各部門で300点以上あること。1つの分野に力を入れて勉強するのではなく、全体を把握しておく必要があります。

IT業界は人材が不足することが予想されている

当サイトが高卒女性にITパスポートの取得をお勧めしている理由は、ズバリ「IT人材が不足する」から。経済産業省は2030年に、IT人材が79万人不足すると発表しています。

ITの需要が拡大しているのは、日々の生活のなかでも感じるのではないでしょうか。

例えば、スマートフォンを持つ年齢はどんどん低くなっていたり、財布を持たずに電子決済をしたりと、ありとあらゆるものがITの力で変化しています。

つまり、需要の高い産業なんです。さらに、即戦力となる層の採用が重視されやすい分野なので、資格取得は転職に有益な手段になります。

女性のなかには在宅で仕事をして、いつでも家族におかえりと言ってあげられる環境を望む方も多いでしょう。在宅での仕事もしやすいため、家庭との両立をしたい方にうってつけです。

高卒女性がITパスポートを取得するとできる仕事

高卒女性がITパスポートを取得するとできる仕事のなかでおすすめの職業を3つ紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

プログラマー

プログラマーは、コンピューターやソフトウェアを使ってプログラムを開発します。

具体的には、プログラミング言語を使用してソフトウェアの設計・開発・テストを行ったり、既存のソフトウェアを改良・修正したりしています。

はじめは、仕様書に間違いがないかの確認や、正しくプログラムが動くかのテストの補助などスキルが不要なものからやっていくことになるでしょう。

また、要件定義や仕様書の作成、プロジェクトの進行管理なども行うことがあります。

ソフトウェアテスター

ソフトウェア製品やシステムの品質を確保するために、テストを実施する専門家です。ソフトウェアが要件を満たし、正しく動作するかどうかを確認し、バグや問題を特定して修正することを担当します。

ソフトウェアテスターは、ソフトウェアの品質を向上させるために重要な役割を果たします。彼らの努力により、製品やシステムのバグや問題が発見され、修正されることで、ユーザーエクスペリエンスの向上や信頼性の確保が図られます。

ITサポート事務

ITサポート事務は、オフィス内でのIT関連業務を管理し、従業員のサポートを行う仕事です。

主な業務には、電話やメールでの問い合わせ対応、スケジュールの管理や会議の調整、IT関連文書の作成や整理、IT機器の管理やメンテナンス、アカウント管理などが含まれます。

IT部門やテクニカルチームを補完し、オフィス内のIT業務がスムーズに運営されるよう支援する縁の下の力持ちです。

社内でのコミュニケーション能力も必要なため、しゃべるのが好きな人や人の役に立つとやりがいを感じるタイプの人におすすめです。

高卒女性が転職のためにITパスポートを取得するときによくある質問

以下では、高卒女性が転職のためにITパスポートを取得するときによくある質問を紹介します。

独学だとどのくらい時間がかかるの？

独学の場合、おおよそ150〜200時間程度の勉強が必要です。スクールやオンライン講座を受講しない場合は、テキストの購入やYouTubeの動画視聴がおすすめ。

在宅でも仕事ができるようになるの？

ITパスポートを持っていると在宅での仕事の選択肢が広がります。ただし、ITパスポートだけでは絶対に在宅で仕事ができるという保証にはなりません。役立つ場面が多いので、アピールポイントになりやすく採用率が上がるでしょう。

ITパスポートを取得して転職活動の準備をしよう

ITパスポートは、情報処理技術者試験の1つ国家資格です。IT業界の基礎知識があることを証明する比較的取得しやすい資格。合格率50％と高卒の女性でも取りやすいITパスポートは、比較的入門レベルであり、IT業界への第一歩を踏み出せるでしょう。

ITパスポートを取得すると、プログラマー・ソフトウェアテスター・ITサポート事務といった仕事ができるようになります。IT人材が足りなくなっている今こそ、ITパスポートを使って今よりもいい職場で働きましょう。